オーディションの履歴書はアピールをしっかり書くことが重要です

業界の特殊さを示すものとして、オーディション業界における履歴書というのは、一般的な履歴書と仕様が異なります。ですので、コンビニや文具店で売られているような履歴書ではなく、インターネットでダウンロードしてみたりオーディション誌に付いているものなどを入手したりしましょう。

芸能関係に求められる経歴は一般職とは相異し、学歴や職歴や所持している資格などを記載しても、選考をする際に役には立たないからです。そのようなことから、芸能関係の仕事にはオーディション受験者専用の履歴書があります。

とりあえず面接に行くまでに書類審査に合格をしなければならないので、履歴書の書き方をきちんと学ぶことも大切です。

よくある履歴書とオーディション用の履歴書とで大きく異なるのは、貼り付ける写真のサイズと数です。オーディション用の履歴書では多くの場合全身写っているものとバストアップのものを二枚貼ります。それから職歴項目はなく代わりに芸歴を記入する欄があり身長とスリーサイズを書き込むなど、一般的な履歴書と比べると全く仕様が異なります。

自己PR欄ではレッスンや習いごとといった、オーディションを受けるために習得してきたことを主張することが可能です。

昨今では一般的な履歴書を作成する場合には、PCを使って作ることが多くなってきました。ですが、それでは判読しやすい履歴書を作れる半面硬い文面になってしまいやすく、オーディションの履歴書は手書きが良いとされています。しかし、美しく丁寧に、誰が読んでもわかりやすいものを作るという点では一般的な履歴書と注意する観点は変わりません。

重大なのは、どのくらい情熱を伝達することができるのか、採用されることで何を出すことができるのかという面をアピールすることです。特にオーディションを行なう必要がある職種にとって個性が大切だからです。実際に面接で聞かれるのを想定して、履歴書には自分の特徴を裏付けるエピソードを完結にわかりやすく記入をしましょう。